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2023年08月28日
8.25-9.10 HEART BOMB「視線」non-syntax Experimental Image Festival 2023「SISA] @ CALM & PUNK GALLERY
HEART BOMBは2001年にVJとして活動を開始、映像演出や制作、ビデオインスタレーションなどを通じ、未経験の視覚体験を提供するコレクティブです。コンポジット端子を通過するゲーム映像からWi-Fiを飛び交うSNS動画まで、映像機器や素材を包括し、Video(ラテン語で我見るの意)の原体験の喜びと、未だ見ぬ視覚体験を開拓しています。
本展はHEART BOMBにとって初の展覧会となります。展示室に並ぶ55台のディスプレイは、多くのVJ現場で活躍してきた特注品で、55人の視線が映し出されます。
紀元前4世紀頃に発生した外送理論において、視線からはエネルギーが放たれていると考えられていました。現代でも「視線を感じる」という現象や表現は言語を超えて存在しています。音や光のような物理での観測・測定はなされない視線というエネルギーを、音楽の鳴る場所で視覚体験を提供してきたHEART BOMBが提示し、ディスプレイを見つめ続ける現代の私たちの知覚の拡張を試みます。
サウンド| XTAL (DJ / Track Maker)
グラフィックデザイン|江田 龍介 (bal director, Graphic Design, Art Director)
制作協力|杉岡 太樹 スティーブン・ヘインズ 波多野 要 岩淵 慎 藤井 真悟 塩見 徹 西村 ヤス
CALM & PUNK GALLERYでは、2021年より開催しているnon-syntaxを本年も開催いたします。 non-syntaxは、映像を考え、映像の境界を突き破り、新たな視覚体験を提供することを目指します。
「non-syntax Experimental Image Festival 2023 SISA 」はイメージの間のペネトレーション(浸透)とオーバーラップに焦点を当て、これまで様々な方法で決められてきた視聴距離が変化・変位しつづけるプロセスの中に位置づけることを試みます。SISA、「視差」(しさ)の短い響きの間は、異なる視点が行き交う作品同士の繋がりを感じながら、視線に射抜かれない隙間を徐々になぞっていくことを目指します。視線の差異は同時に、一種の斜めな姿勢を象徴しています。non-syntaxは引き続き、オルタナティブでトランスグレッシブな手法を追求し続け、現代の複雑なイメージのスペクトルの中でダイナミズムを創造していきます。
2023年のプログラムは、2023年7月20日〜27日に開催する、20周年を迎える韓国実験映像祭Experimental Film & Video Festival in Seoul(以下EXiS) を参加し、8月18日から9月10日、青山エリアの3つのギャラリースペースCALM & PUNK GALLERY、EUKARYOTE、Feb gallery Tokyoで同時開催されます。
投稿者 heartbomb : 2023年08月28日 22:00